VENTUM 価格改定

ついに発表の日を迎えた。

VENTUM JAPAN (株式会社VENTUM ASIA)は、VENTUM の価格を大幅に見直すことにした。VENTUM は2014年、IRONMAN HAWAII のエキスポエリアから少し離れたアリドライブ沿いに出展していた。雷に撃たれるくらいの衝撃を受けて、思わず日本で代理店をやらせてくれとお願いした…

あれから5年。VENTUM はIRONMAN のオフィシャルバイクパートナーとなり、確固たる地位を築くことができた。本当に凄いことだ。凄いバイク…僕の直感は正しかった。この凄いバイクを日本で広めたい、もっとZ型フレームの良さを知ってもらいたい、そう思って日本代理店をスタートさせたのだが。Greeper Lacesという靴紐の日本代理店は経験があったが、自転車フレームの経験はなく、手探りでのスタート。たくさんの方にお手伝いいただき、どうにかやってきた。しかし、日本での普及率は僕の理想にはほど遠い。もっともっと多くの人に乗ってもらいたい。ネックになっている一つは、値段だ。VENTUM ONEのフレームセットはアメリカで75万円程度、日本では100万円の値付けとなっている。”僕”という代理店が挟まることで、より高いバイクになってしまっていたのだ。自分が惚れ込んだバイクを自分が取り扱うことによって日本の皆様に届きづらくしてしまっている。そんなジレンマの中、この数年、販売をしてきた。(参考:Greeper/Ventum 代理店業のこれから)

だけど、ようやく発表できる。

VENTUM JAPAN は価格を大幅に改定した。アメリカと同じ値段に設定することを決めた。そのため、ドル表記となり、為替によって変動するが、大幅な値下げとなる。今までより数段、買いやすい値段になった。この値下げ実現のために、アメリカ本社のショッピングカートから個人購入が可能に。ぜひショッピングカートを覗きにいって欲しい。VENTUM の値段に驚くはずだ。もちろん、ショップへの卸売り販売も同じ掛け率で継続する。海外通販で不安なアフターフォロー、スペアパーツなどアクセサリは、従来通り日本代理店であるVENTUM ASIAが行う。これができるまでの道のりは長かった。

webショップでは幅広いラインナップから選べる

私たちの会社 株式会社VENTUM ASIAは、アメリカのVENTUM社とは何の資本関係もない。熱意だけで押しかけ、代理店をやらせてもらった上、信頼関係もゼロから。アリドライブで話かけたジャパニーズにすぎないところから始まった。はじめは株式会社 SUNNY FISH の一事業からはじたけれども、すぐに資金がショート。改めて資本パートナーを得てSUNNY FISH の子会社として株式会社VENTUM ASIAをスタート。もっと買い求めやすいバイクにしたい、その思いを本社に伝え続けて、ようやくこの値段が実現したのだ。

もじゃもじゃ頭のCEO Diaaは同い歳だが、トライアスロン界でも自転車界でもとんでもないコネクションを持っていて、その度にびっくりさせてくれる。その癖、ネームバリューのない僕の声にも、真摯に耳を傾けてくれ、僕らの夢の実現を手伝ってくれた。Diaaありがとう。そして、愚直にコミュニケーションを取り続けてくれた資本パートナーの一人であり、取締役でもあるSightZ 斎藤さんにも感謝を述べたいと思う。もともと、Diaaと僕をつないでくれたのは斎藤さんだ。ありがとうございます。

Ironman Hawaii でのミーティング

夢はもっとたくさんの人にVENTUM に乗ってもらって幸せになってもらうことだし、VENTUM事業でSUNNY FISHの選手たちを雇用すること、それにはまだまだ。ただ、一つ大きなステップを踏むことができた。これからが益々楽しみだ!

>>VENTUM ホームページ

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