ITUコンチネンタル Rayong大会 帯同

20代の頃はタイでよく合宿をした。タイのアジアカップも何回も出たし、何回かは優勝もした。当時は賞金もたくさんもらえてタイにはいい思い出ばかりだ。その頃の選手仲間から、IRONMAN70.3Bangsaenでの外国人参加者の誘致を手伝ってくれと連絡がきて、SUNNY FISH メンバーと参加することに。面白いことに、ITUコンチネンタルが2日前の金曜に80km離れたRayongで開催されていたので、選手チームを連れて、ITUコンチネンタル、IRONMAN70.3のハシゴ遠征になった。年子育児で毎日キリキリ舞いな状況だけど、懐かしい昔の仲間からの依頼と、コーチを連れての海外コンチネンタル遠征は、チームとして絶対に経験値をあげることができる、と家族に理解してもらって実現。一週間お義母さんに来ていただいて本当にありがたかった。

ITUの主催者は数年前までタイトラ!を開催してくれていた方で、選手時代からアジアカップやアジアデュアスロン、そして合宿とずーっとお世話になっている。昨年からITUコンチネンタルに大会を変えたため、タイトラ!も自然消滅してしまったけれども、こうして、再び彼、VJの主催するITUレースに選手を連れて参加できるのは本当に誇らしい。ちなみに、僕をIRONMAN70.3に招待してくれたNunuはVJの元で大会運営を学んでいたから、必然なのだろうけど、この遠征は全て導かれているような感覚になる。

写真は、2003年!タイでアジアデュアスロン2連覇達成、ユニホームが時代を感じさせます。合宿は志垣プロ、今泉プロ、大学生だった小林君と。4000m超えの山でライドしました驚。

さて、選手たちにとっては、2020年キックオフレース。プーケットで合宿をしていたナショナルチームメンバーも参加し、日本選手権上位選手がずらり。冬のトレーニングの進捗をはかるのには十分。挑戦しがいのあるレースだ。僕らのオーダーは、15位5%以内でフィニッシュしてポイントを獲得すること。

結果は、第1パックを逃してThe end。自力が付いてきているから、第2パックでもポイント獲得できるかなと見立てていたけど、オリンピック直前メンバーたちは本当に強かった。このアジアカップで見ているものが僕らとは違った。しかし、それを肌で感じられたことは、選手にとってもコーチにとっても大きな収穫だったと思う。資金が潤沢なチームではないので、一戦一戦のコストを意識していかなければいけない中で、一発目にポイント獲得ができなかったことは、これからの覚悟を再確認させられる結果だ。次戦は、台南。コロナウィルスが猛威を振るう中での渡航で、無事にレースをし、しっかりとポイントを獲得できるようにサポートしていく。いよいよシーズンインだ!

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