KODA 事業継承
2024年12月よりKODA というエナジージェルの日本代理店事業を事業継承した。KODAはオーストラリアのエナジージェルブランドで、1995年創業の老舗ブランド。Carbo Shotz、Shotzという名前を知っている方は、昔からのトライアスリートかも?Shotz というブランド名から2020年にKODAにリブランドしている。
私は2010年頃からサポートを受けていて、エリートレースを引退後も、指導選手である寺澤光介のサポートをしていただいていた。2024年のパラリンピックのご報告の際に、日本代理店であるTCFさんから事業を終了することを聞いた。
コロナ禍でのリブランドは、タイミングが最悪だった。大会がなくなり露出もない中で、これまで築いてきたShotzのブランド力を失った。国産ジェルの追随を受けてシェアも急速に失い、そこに円安、物価高が重なった状況。TCFの安間社長がご高齢で引退されるということもあり、このタイミングで事業を終えるとのこと。
私がトライアスロンをはじめた頃は、国内にはShotz か Power Barしかなかったと記憶している。だから、当たり前のように補給食はShotz(KODA)だった。これがなくなってしまっては困るし、何よりこの商品に絶対の信頼があった。事業を引き継ぎたい旨をお伝えすると、快諾していただき、大変ありがたい条件にて買い取らせていただくことができた。それが10月に入ってからのこと!?



10月のKONAでは、グローバルアンバサダーのグレイグアレキサンダー氏とのインタビューもセットしながら、初めての輸入準備と、実はレースどころじゃない忙しさ(笑)。12月からの販売に向けて、たくさんミスをしながらも目標に向かって突き進む感じは、やっぱり楽しい!これまでの恩返しの気持ち、使命感もあって楽しくやらせていただきました。TCFの皆様にはたくさんご指導をいただき、ありがとうございました。

プレスリリース>> https://lumina-magazine.com/archives/33101
インタビュー記事>> https://lumina-magazine.com/archives/news/33699
これまで、事業の売却は何回か経験をさせてもらっているけど、M&Aする側になるのははじめてで、企業文化の違いを埋めながら進めていく良い経験をさせていただきました。
かくして無事に?事業はスタートしたのですが、円安問題、倉庫問題、ブランド認知問題と頑張るところが山積み。またこのKODA 事業の進捗については機会をみて投稿したいと思います。
最近のコメント