興奮の日本選手権を振り返る

日本選手権が終わってはや3週間が経過した。すぐに気持ちを投稿することもできたけど、気持ちを十分に確かめてから形に残した方がいい気がした。その方が確実でいいものが残せると思ったからだ。

選手権直後からしばらく僕は興奮状態だった。選手権の結果は、寺澤23位、浅海28位。昨年が寺澤27位、井上DNFだったから、記録上はほんの少し前進した程度だ。しかし、中身が全然違ったのだ。内容が良かった。手応えを感じた。興奮した。強化方針は間違ってないし、このまま次のステップに選手たちが適応できれば、来年は… 選手たちが2週間のオフに入っている間、僕らコーチングスタッフはオフトレや来シーズンの計画に心踊らせていた。オフが開けて、選手たちともミーティングをして、トレーニングが再開して。ようやく地に足ついてきたので、じっくり書いている。

選手権を振り返ると、実は浅海については、捻挫から回復して走れるようになったのが10日前。捻挫報告から、その後のケアについての指導や、捻挫中のトレーニングの代替案など指導をもっともっと突っ込んでやれば良かったという反省があった。しかし、あえてコーチも僕も突っ込まなかったのだ。プロ選手である彼にどこまで干渉するのかをはかっていたというのが実際のところ。彼のトレーニング観というのは、僕らからすると独特で、わからないことが多かったし、コミュニケーションが通じ合わないことがよくあった。今回の一件を通じて、浅海健太というアスリートのキャラクターを再確認し、また本人も確認することになったいい経験だった。それに、継続してトレーニングができていたスイムでは、素晴らしい位置で上がってきた。しっかり10kmを走ることができれば16番以内を狙えるようなパックだった。彼も我々もお互いのトレーニング観を共有できるようになったら、どんなに強くなることか。

寺澤はとにかく課題がスイムだった。プールスイムは速いが、オープンウォーターに弱い。本人も自覚していて苦手意識があった。しかし、今年は尻上がりにスイムが当たってきた。強化指定を獲得してから、出場レースを増やすことができ、ルワンダ、カザフといったジャパンCより少人数だけど、レベルの高い大会、でスイム経験を積むことができたためだ。大会に出ることが一番のトレーニングになる。大枚叩いて遠征させたかいがあったというものだ。日本選手権では、第1パックの最後に上がってきた。大興奮だ。しかし、乗車で転び、チェーンが外れ、パックを逃してしまう。結果、少人数でのバイクを余儀無くされるが、後方に追いつかれることなくランへ。結果だけを見ると23位はよくないが、バイクランの頑張りは目を見張るものがあった。

ランニングは後半攣ってしまったり失速する癖を見直し、トランジッション飛び出しからのペース配分を徹底することでイーブンで走りきることができるようになった。ブリックラントレーニングでトライ&エラーを繰り返した成果だ。自分で課題を解決に導いた経験というのは次にも活きるはずだ。

3週間経って落ち着いて書いてるつもりだったが、やはりまだ興奮している笑。来年はトップ10の中で順位を争って欲しい。そのための準備を私もコーチも十分にしていく。あとは、全員の覚悟が揃うかどうか。こうして、また覚悟を持って取り組むことができているのは感慨深いし、幸せなことだ。ああ楽しみだ。

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私の仕事の一つである後援会の運営。少しずつ右肩上がりで増えています。来年はもっと応援も工夫したい。サニーカラーで沿道を埋めるぞ!

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