平常運転に舵を切る

四苦八苦したコロナ対策。混雑が指摘されて週4回を週6回に増やして対策した駒沢の朝スイム。施設使用料、人件費も1.5倍かかる。その分、会費も上げたけど当然、混雑回避が目的なので新規入会は取れない。いつまでコロナ対策のこの体制をとり続けるかは体力勝負。意外としぶといコロナ。見極めが大事だとは思ったけど、2021年10月のタイミングで週4に戻した。会員数も十分に減ってきていて混雑解消の目処が立ったこと、そして何よりスクールの体力がもたないこと、コーチ陣の疲弊があったからだ。

会員区分の変更には、クレームをいただくのが常だ。しかし、私たちのメンタルも強くなったもので、ない袖はふれないし、できないものはできないとハラをくくれるようになった。コロナで一番、成長できたのはメンタルだろうか。しっかり説明しても、価値観が追いつかない方には響かないことがある。もちろん、価値観が擦り合うように寄り添いながら時間をかけていくことも大事だけど、緊急時には説明をしても理解されないことも飲み込んで決断していくのだ。

そして常にスクールの方向性やスタンスを説明し続けることだ。方向性やスタンスに違和感のある人を口説いて同調してもらうことは難しいのだとも感じた。去る者は追わず、共感者を増やしていくのが良いのだろう。

あわせて読みたい